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アームヘッド・ストーリー第21話:呼び止める声、新たなる力

いくぜ!GO-!(何




新キャラがでる!…と、思うよ、うん(何







アームヘッド・ストーリー第21話:呼び止める声、新たなる力

霜月は、ヘルギアスをなぶっていた。遊んでいるとも見える。

「く……」

黒崎の頭からは、血が流れていた。
それを手に取り、笑う。

「へへっ…へっ、へへっ……俺も、ここで終わりかなあ…」

そして立ち上がろうとしたとき―

”力が欲しいか?”

「へっ?」

頭に声が流れる。一瞬、思考が止まった。

目を瞑り、そして再びあける。

そこは、他の世界だった。

真っ白、体は浮いていた、目の前に一人の男が居た。

一度だけ見たことがある。覚醒の時に見えた男だった。

「ここは…どこだ?もしかして、天国か?」

あせりながら聞く。

”違う、そんな所ではない。我が名はゲデン、正体は時期に分かるだろう”

「へえ…そう…で、さっきのは何?何の冗談だよ?」

”ほう…驚かないのか…。まあいいだろう、言葉のとおりだ。冗談でもなんでもない。この力を貴様は受け継ぐか?受け継がぬのなら、貴様はここで野垂れ死にだぞ。いいのか?復讐を果たさずに、死んで。貴様は犬死だぞ?”

「犬死………だと?」

しばらくして、黒崎は聞き返した。

男はにやにや笑いながら、頷いた。

「犬死か…言ってくれるじゃねえか、てめえ…」

しばらく記憶を思い出す。

そして、男を睨みつける。

「やってやろうじゃねえか!その新しい力とやら、受け取ってやるぜ!」

”そう言うと思っていた、貴様の新たなる力、『調和』だ”

「ちょ…調和?」

思わず聞き返す彰。

”ではな、私はこれでいく。安心しろ、現実では時間は進んでいない。ではな”

「ああ…あばよ、ゲデンとやら」


そして、黒崎はヘルギアスのコクピットに戻っていた。

呟く。

「俺の…調和か…」

彰は、調和を発動した。

ナイフを投げつけるが、1つ目は落とされ、2つ目は避けられた。

しかし、それが彼の狙いだった


2つのナイフが自由自在に動き、霜月を攻撃する。

「!!」

「こいつなら…どうだっ!」

ナイフはその頭を体から離した。
しかし、アームヘッドは崩れない。

「そんなっ…」

その時、援軍がきた、エルクの機体、ラヴァドルクスと、見たことの無い機体だった。

それを見るや否や、プラント軍は引き上げた。

別れ際に、藍香が呟く。

「さようなら……」


―続く―

by y28uta | 2008-12-04 18:25 | story-アームヘッド-  

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